老舗企業の業界全体の生き残りを考えた器の大きさに感銘を受けました

先日テレビで鰹節企業の特集を見ました。
創業300年を超える老舗企業ですが,鰹節需要の減少に対して様々な革新を行っているそうです。
現在の13代目当主が後継として入社し自社店舗の来客者を調べたところ,比較的裕福な常連さんが多く1日に数十人程で贈答用としての購入が多かっため,このままでは会社の将来はないと危機感を抱き鰹節関連商品の開発を進めているようです。
鰹節には燻製と乾燥を繰り返して作る荒節と,そこにカツオブシカビを付けて半年間カビ付けと乾燥を繰り返す枯れ節があるそうで,その企業は手間暇はかかるが美味しい枯れ節を使った商品を数多く作り出しているとの事で他社と差別化を図っているそうです。
よくスーパーで売っている削り節パックは荒節から作られているそうですが,その会社の物は枯れ節で作られていて削り節パックという商品そのものもその会社が開発して世に出したそうです。
何より凄いのはその企業が5年をかけて特定したカビ菌やパックの際の滅菌方法などを,先代当主が同業他社に無償公開したことでした。
業界全体で販売量を増やして皆が生き残るためにそういう決断をした先代の器の大きさに感銘を受け,業界の消費拡大に知恵を絞り続けている現在の当主に感服です。http://xn—-97trj4epa5b5e1m8e0834a2m2b.xyz/